元興寺では萩と彼岸花が見頃を迎えています。
可憐な萩と華やかな彼岸花のコラボがとても美しいので毎年楽しみにしています。
元興寺は日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が平城遷都に伴って新築移転されたのが始まりです。
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元興寺極楽坊
本堂にあたる極楽坊です。
かつてはとても大きなお寺で興福寺と接していたそうです。
その後度重なる罹災によって姿を消し、今ではこじんまりとした姿ですがとても美しく洗練されています。
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風に揺れる萩はとても可憐です。
見頃はまだまだこれからなので今からでも楽しめると思います。
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東門(重要文化財)
東門の辺りは萩と大きな気に囲まれトトロの世界のようでとても綺麗です。
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萩の花の見頃は例年9月中旬からとされていて、この日も綺麗に咲き始めていました。
小さな石像の前には例年彼岸花が咲くのでとても綺麗で見れることを毎年楽しみにしています。
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古い町屋を改修した雑貨店やカフェなどが立ち並ぶならまち。
この辺りは全て元興寺の境内だったと言われ、今では大伽藍を忍ぶ物は全てならまちのしたに埋もれてしまっています。
古い街並みが残る地域ですが、いつ頃形成されたのかが発掘調査などで研究されています。
それによると戦国時代の終わりには今の姿に近くなっていたそうです。
江戸時代になると急速に都市開発が進み、豊臣政権が奈良に進駐することをきっかけにそれまで元興寺を支えてきた古い権威が奪われ今の街並みになったそうです。
元興寺は1998年に「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
それをきっかけに周辺の街並みはそのバッファーゾーン(文化の各に挟まれた地域として保護すること)として新たな奈良の名所となりました。
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元興寺の目の前にある可愛い雑貨屋さんと古書店。
ちょうど雑貨屋さんでは器の個展が開催されていました。
可愛い器や日常に役立つものがたくさん並び素敵でした。
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1つのお部屋をガラス戸を隔てて2つに分けて使っていてとても可愛らしかったです。
古書店の方では自作の絵本をはじめ面白そうな本がたくさんありました。
昔ながらの街並みには他にもこうした趣向を凝らしたお店がたくさんありますので巡るのも楽しいです。
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真言律宗 元興寺
【住所】〒630-8392奈良市中院町11
【TEL】0742-23-1377
【拝観時間】9:00-17:00
【拝観料】500円
【駐車場】東門駐車場 乗用車10台 無料
【アクセス】近鉄奈良駅
徒歩:15分
バス:福智院町下車 徒歩5分
JR奈良駅
徒歩:20分
バス:田中町下車 徒歩5分
元興寺はならまちの中にあります。
ならまちはかつての元興寺の境内です。
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