般若寺の紫陽花

奈良
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般若寺では紫陽花とコスモスが満開です。

季節の違うお花が同時に咲いているように感じますが、般若寺では春と秋にコスモスが見頃を迎えまます。

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関西三十三ヶ所観音像
夏咲きのコスモスは8種類3万本が可憐な姿を見せています。
境内には石仏がいっぱいあります。

江戸時代、1702年山城国北稲八間の寺島氏が病気平癒のお礼に奉納したものです。

本堂
戦国時代に旧金堂が焼けた後1667年(鎌倉時代)に再建されました。

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十三重石宝塔
石宝塔は鎌倉時代のもので、高さ14.2mで日本を代表する石塔です。

一番広い面には東西南北に阿弥陀如来や釈迦、薬師などが彫刻されています。

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羊草というお花が咲いていました。
睡蓮科のお花で、睡蓮よりもとても小さいお花です。
羊の刻(午後2時)ごろに花を咲かせることからひつじぐさと名付けられたとされていますが、実際は朝から夕方まで花を咲かせるそうです。

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石仏の周りにたくさんのお花が咲き乱れとても可愛いお寺です。

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般若寺の歴史

般若寺は奈良坂の古道に沿って立っています。

飛鳥時代に高句麗の僧によって立てられた般若寺。

735年に聖武天皇が平城京の鬼門を守るために卒塔婆を建てたのが始まりです。

そして平安時代には学問寺として千人の学僧を集めて栄えましたが、1180年平家の南都攻めにあって消失しました。

鎌倉時代に入って十三重石宝塔を始め七堂伽藍が再建されました。

本堂には文殊菩薩が祀られ信仰の中心となり、利他の行(自己を高め他のために働く)を実践し、病者や貧者の救済に力を尽くしました。

慈善活動は福祉の先駆として歴史に残っています。

般若寺はその後室町戦国の兵火、江戸の復興、明治の廃仏毀釈と栄枯盛衰を経て現在に至ります。

般若寺は「平家物語」や「太平記」「宮本武蔵」など歴史文学の舞台としても知られています。

ことの庭に彩りと風情を添える花々
春は山吹(4月)、夏は初夏咲コスモス(6月)、紫陽花(6月)、秋はコスモス(9月から11月)、そして冬は水仙が美しく、四季を通じてお花が多いお寺です。

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2021年からは紫陽花がこのように可愛らしく飾られています。
これを目当てに多くのかたが訪れるようになりました。
可愛いですね!

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こちらは小さい器。めちゃ可愛いです!

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般若寺
【住所】〒630-8102奈良県奈良市般若寺町221
【TEL】0742-22-6287

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