當麻寺の寒牡丹

奈良
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當麻寺では早春の花がたくさん咲いています。
梅が咲き始め、寒牡丹、蝋梅、水仙などが見ごろを迎えています。

當麻寺は関西花の寺第21番霊場として知られています。
春はしゃくなげ、ぼたん、モクレン、夏はあじさい、蓮、さるすべり、秋は紅葉、萩、そして冬は椿、蝋梅、せんりょうなどお花がとても多くて落ち着いた庭園に花を添えています。

當麻寺のおみくじはとても可愛いです。以前はなかったように思いますが新しく作られたのかもしれないですね。

當麻寺では奥院と護念院が浄土真宗、そして西南院と中の坊が真言宗のお寺です。

この4つのお寺が年番で當麻寺の住職を務めているので、一年ごとに浄土宗と真言宗と宗派が入れ替わる珍しいお寺です。

西南院の蝋梅が満開でした。明るい黄色の花は楽しい気分になりますね。

當麻寺は用明天皇第三皇子麻呂子親王が聖徳太子の教えによって創建されたお寺で、中将姫や當麻曼荼羅、天平時代の東西両塔、そして日本最古の白鳳時代の梵鐘は石灯籠などで知られています。

本殿はとても大きくて立派で少し離れないと写真に収まらないほどです。

広い境内には中院、西南院、奥院など多くの増院が立ち並び、それぞれ公開されています。

浄土真宗総本山知恩院の「奥之院」として建立された寺で、最初は往生院と呼ばれていました。

浄土庭園にぼたんが植えられています。

見頃の時期は少しすぎていますが、大きく豪華なお花が咲いていました。

阿弥陀如来像を中心に数多くの石仏が並び阿弥陀仏の姿を写す極楽の池「宝池」があり、背後にはに二上山が迫ります。

奥院の桜もとても素晴らしいです。
春が待ち遠しいです。

當麻寺奥院の寒牡丹はとても立派です。
寒牡丹のぼたん円は奥院代57代観誉察聞上人が大方丈仏間(重文)の絵天井にぼたんの絵が描かれているのに由来して庭園に数多くのぼたんを植樹し、仏前にお供えしたのが始まりです。

當麻寺の参道にある中将堂本舗。
ちょうどBSTBSで毎週水曜日に放送されている奈良不思議旅図鑑という番組で紹介されていたので行ってみました。

よもぎ餅と甘さ控えめのあんがとても美味しい中将餅と煎茶のセット。(300円)
当麻の里に昔から伝わる掌大のあんつけ餅を一口の大きさにし、牡丹の花弁を型どったものです。

とても美味しかったです。

住所】〒639-0276奈良県葛城市當麻1263中之坊
【TEL】0745-48-2001
【拝観料】奥院300円
【駐車場】500円
【アクセス】
近鉄・南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分
近鉄阿部野橋駅から準急「橿原神宮行」で約40分
奈良・京都からは近鉄「橿原神宮前駅」から準急「阿部野橋行」で約15分

Camera:SONYa6000
Lenz:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS

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