今年も又兵衛桜を見に行ってきました。
昨年はほぼ散っている感じでしたが、今年はちょうど見頃に見に行くことができました。
本郷地区には戦国武将として活躍した後藤又兵衛がこの地へ落ち延び、僧侶となり一生を終えたという伝説が残っています。
このしだれ桜が残る地も後藤家の屋敷跡で、地元では「又兵衛桜」と呼ばれ親しまれています。
樹齢300年とも言われ、幹周約3m、高さ約13mの見事な桜です。
2000年のNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングに使われて有名になったそうです。
人の姿がとても小さく見えるくらい大木です。
今年は色々見にいきましたが全体的に花が少なくて枝が目立つような桜が多かったのですが、又兵衛桜は見事です。
上の写真のようにこの向きから見るのがいちばん綺麗です。
枝垂れ桜は全体的にピンクの色が濃いですが、又兵衛桜は色はとても薄く、ほぼ白に近い色です。
維持管理協力金として100円の募金が行われています。
「散歩歩道の整備」「桜公園の草刈り、草引きとうの整備」「花の植栽」「桜まつりの警備」「本郷地区の環境整備」等に充てられます。
また美しい姿を見れるように私も払いました。
向きが変わると全然雰囲気が変わるので面白いですね。
石垣の上に少し傾き加減に咲いているので襲いかかってくるようにも見えます。
周辺には桃や白木蓮、そして桜など花がいっぱいで華やかです。
ちょうど又兵衛桜の上に天の川が現れるらしくて、星空と又兵衛桜を撮影される人もいっぱいで三脚がいっぱい並んでました。
来年は私も挑戦してみたいです。
少し夕日になってきてとても綺麗でした。
本郷の又兵衛桜
【駐車場】
普通500円
※周辺に民間駐車場約500台
【電車・バス】
近鉄榛原駅から奈良交通「大宇陀」行バスにて17分、「大宇陀」終点下車、徒歩約20分。
【車】
大阪・名古屋方面から:
名阪国道(針IC)から、国道369号線、市道、国道370号線を経由し、国道166号線大宇陀へ(大宇陀温泉あきののゆ・宇陀CC・阿騎野GCの看板どおりに、大宇陀・吉野方面へ南進)、国道166線に入れば各所に桜の案内板あり。針から約40分。
三重方面から:
国道165号線、国道370号線を経由し国道166号線(大宇陀)へ(大宇陀温泉あきののゆ・宇陀CC・阿騎野GCの看板どおりに、大宇陀・吉野方面へ南進)、国道166線に入れば各所に桜の案内板あり。
桜井方面から:国道165号線から国道166号線に入り、宇陀市大宇陀へ、後は桜の案内板どおり
吉野方面から:国道370号線から国道166号線に入り、宇陀市大宇陀へ、後は桜の案内板どおり
(名張から約40分、桜井から約20分、吉野町から約20分)
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