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東大寺二月堂「修二会」

初めて東大寺二月堂の修二会に行ってきました。
修二会(しゅにえ)は752年に始まり、今年で1269回を迎えました。
春を告げる行事として知られていますが、混雑しているということもあり訪れたのは今回が初めてでした。

ISO1000 70mm EV0 F4 1/25s
ISO1000 70mm EV0 F4 1/3s

二月堂は二月に「お水取り(修二会)」が行われることからそう呼ばれます。
二月堂は1180年(平安時代)の平重衡の兵火と、1567年(室町時代)の三好・松永の兵乱には焼け残りましたが、1667年(江戸時代)のお水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたそうです。

お水取りは19:00から20分間です。
一瞬なので夢中でした。
毎日10本の松明が灯されます。
12日には45分間で10本が一度に並ぶとあって混雑するようです。

ISO2500 20mm EV0 F4 1/60s
ISO2500 70mm EV0 F4 1/125s

1669年の再建ながらお水取りの作法や習俗などは中世の雰囲気を色濃く残しています。

修二会は3月1日から14日までの2週間行われます。
二月堂の本尊十一面観音に練行衆と呼ばれる11名の行者が自らの過去の行いを懺悔しその功徳により興隆仏法、天下泰安、万民豊楽、五穀豊穣などを祈る法要行事です。
「六時の行法」と言われる一日6度の行法(散華行道、称名悔過、宝号「南無阿弥陀仏」を繰り返し唱えるものなど)が終わった後に松明が先導してもう一度二月堂に戻ります。
松明はそのあと二月堂正面の舞台をめぐり、観衆に向かって火の粉を撒き散らします。
連日行われますが、中でも3月12日には籠松明と呼ばれる特大の松明11本が二月堂から突き出され、多くの見物人でごった返すそうです。
今年はコロナウイルスの影響で12日は拝観中止かもしれませんのでご確認ください。

ISO500 70mm EV0 F4 1/6s

お松明は「行」ですので天候にかかわらず雨でも行われます。
重さは40Kg、長さ7mの松明が回廊を走ります。
12日の籠松明では重さは70Kg、長さ8mでグッと大きくなります。

ISO1000 36mm 0EV F4 1/4s
ISO1000 70mm EV0 F4 1/3s

消防士さんも待機しています。
火の粉が大量に降り注ぎますし、松明の塊のまま芝生に落ちることも多くてその度に消防士さんたちが火の粉を払っていました。
消防士さんが待機してくれていると安心ですね。

お水取りは13日深夜1時から行われます。
神秘的が行事でこちらも混み合うそうです。
文字通りお水を汲む行事です。

ISO4000 44mm EV0 F4 1/80s
ISO1000 70mm EV0 F4 1/8s

周囲は真っ暗です。照明などが全て消されるので炎の美しさが際立ちます。
フラッシュは使わないように、という放送も流れました。
周囲は真っ暗になるので小さいフラッシュでは全く映りません!って言っていてちょっと面白かったです。
フラッシュの光は練行集たちの目に入ると足元が危なくなるので要注意です。

ISO1600 70mm EV0 F4 1/125s
ISO1600 70mm EV0 F4 1/125s

登廊を松明を持った練行衆が二月堂へ上堂するために上っていきます。
燃え盛る松明で燃えるんじゃないか心配になる程です。

今年はコロナウイルスの影響で観光客が減って空いているという噂だったので行ってみました。
2時間前に到着しましたが確かにとても空いていました。

東大寺の大仏は752年に完成しました。
東大寺の前身は728年、聖武天皇の子が1歳に満たないまま夭折したことから親王の菩提を祀るために金鍾山寺を建立したことに始まります。
741年に、国分寺・国分尼寺(金光明寺・法華寺)建立の詔が発せられたのに伴い、この金鍾山寺が昇格して大和金光明寺となり、これが東大寺の前身寺院とされています。
二月堂あたりの細道は当時の雰囲気を感じることができてとても美しいです。

本堂の中からも撮影することができるみたいでした。
例年だと数時間前から陣取っておかないと撮れないようですが、今年はどちらからでも撮影できる感じでした。
迷いましたが初めてなので芝生から火の粉が舞うのを撮りました。

東大寺のスタッフさんも待機していました。当日は警察官がたくさん警備に当たっていました。

この日に使われる松明でしょうか。後ろの梅の花もとても綺麗でした。

使用後の松明。竹の持ち手部分に墨で文字が書かれていました。

いつもは入れない芝生に入れるのは不思議です。
お昼間は快晴だったのにだんだん曇ってきました。
夕日も期待していましたが残念ながら、、、
三脚は禁止ですが、使用する人は駐車場から撮影できます。
結構遠くて望遠レンズがずらっと並んでいました。

夕方には鹿も帰りじたくですね。

東大寺
【住所】〒630-8587 奈良市雑司町406-1
【TEL】0742-22-5511
【拝観料】大仏殿・法華堂・戒壇堂各600円
【拝観時間】
大仏殿・法華堂・戒壇堂
4月〜10月 7:30-17:30
11月〜3月 8:00-17:00
二月堂 24時間拝観自由
【アクセス】徒歩:近鉄奈良駅から約20分
バス:近鉄・JR奈良駅から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
近鉄奈良駅からぐるっとバス(大宮通ルート・奈良公園ルート)「大仏殿前」下車すぐ

修二会
【日程】3月1日(日)から14日(土)
【お松明】3月1日から11日、13日 19時から
【籠松明】3月12日19時30分から
14日は18時30分から
【お水取り】3月13日午前1時から

カメラ:SONYa6000
レンズ:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS

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Published in世界遺産奈良

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