氷室神社春を告げる枝垂桜

奈良
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古都奈良の春到来

氷室神社のしだれ桜は古都の春を告げる「奈良一番桜」と呼ばれ奈良で最も早く開花する桜だと言われています。
古都の始まりを告げる大変縁起のいい桜です。
「四脚門」と呼ばれる門前に立つ一本は樹齢100年で、長きにわたって多くの人々の目を楽しませてきた老木です。

遠くに若草山が見えます。

このしだれ桜はここ数年で樹勢の衰えが顕著になってきているそうです。
幼木を使ったバイパス手術や石垣の組み替えなどを行っていますが、昨年6月の暴風によって比較的樹勢があった部分が折れたことにより急速に衰え大半が枯れていまいました。

枝が目立って花が少なくなっています。
このしだれ桜の種から育てた幼木の育成もされているそうです。
いつの日か大きく育った姿が見れるといいですね。

白木蓮(はくもくれん)もとても綺麗でした。
散る一歩手前、という感じで花びらはだいぶ傷んできていましたが、美しい姿を写真に収める事が出来てとてもよかったです。
白木蓮は別名白蓮華(はくれんげ)とも呼ばれ、蕾の時は銀色の毛で覆われています。

これは同じ場所で1月29日に撮影したものです。
雪が舞ってとても綺麗でした。
白木蓮が蕾でした。

木蓮の蕾は銀色のフサフサです。
これからあんな綺麗な花が咲くなんてとても不思議ですね。

桜と白木蓮
とても綺麗でした。

平城京へ貴重な氷を納めた氷室神社

奈良時代710年元明天皇の勅令により厳寒に氷結させたものを氷室に蓄え、翌年に平城京に献氷させる制度が創始されました。
711年6月1日に献氷の勅祭が興され、以降毎年4月1日から9月30日まで平城京に氷を納めました。
70年あまりの間この制度は継続されましたが、平安遷都後は廃止されました。
その後春日大社の別院に属したが現在は氏子と冷凍氷業界の奉賛により維持されています。
5月にはひむろしろゆき祭りというかき氷のお祭りが開催されます。

氷室神社

【住所】
〒630-8212
奈良市春日野町1-4
【TEL】0742-23-7297

【アクセス】
JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通市内循環バス約5〜10分
氷室神社・国立博物館前下車すぐ
近鉄奈良駅から徒歩約15分

【駐車場】60分500円 上限2000円

【拝観料】なし

【開門時間】
4-10月 6:00-18:00
11-3月 6:30-17:30

Camera:SONYa6000
Lenz:Sonnar T*E 24mm F1.8 ZA
Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS

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