沖縄の冬限定くじらウオッチング!
沖縄では12月末から3月ごろまでザトウクジラを見ることができます。
ザトウクジラは北の寒い海に住んでいますが、赤ちゃんを生むときは暖かい沖縄の海に引越ししてくるそうです。
赤ちゃんを産んで大きくなるとまた北の海に帰っていきます。
那覇から東シナ海を北へ約1時間40分。
船の揺れが激しく、ツアーの案内には「酔い止めを飲むことをお勧めします」とのこと。
絶対に酔わないと思って飲まずに行きましたが、けっこう酔いました。
でもくじらの親子を撮影することができて感激でした!
くじらが尻尾を高くあげて潜るフルークアップ(ダウン)を撮影することができました。
くじらが息をする「しおふき」(ブロウ)も映っています。
那覇市内の船着場を出発します。
くじらウオッチングツアーは12月23日から始まり、この日は2日目でした。
くじらはレーダーなどで探すのではなく目視でツアー客全員で探します。
電波を発してくじらに悪影響を与えないようにレーダーは使わないそうです。
くじらを見れなかったらもう一度ツアーに参加することができます。
1月以降は遭遇率が高いのでもし見れなかった場合には返金されるそうです。
この日はとてもいいお天気で伊丹空港を離陸したときより20度高く25から26度あり暑かったです。
午前中のツアーで見れたというポイントに到着。
まず潮吹きを探します。
皆さんで目を凝らして大海原を探します。
船の前を12時、後方を6時、というようにくじらのいる場所を時間で表します。
揺れが激しくてポールなどに捕まってないといけないのでくじらの写真を撮るのは断念。。。
どこに出るのかわからないので望遠で撮影することも難しかったです。
一度もぐると20分ほど上がってこないのでじーっと探しながら待ちます。
くじらに負担をかけないように見れる時間は1時間と決められています。
20分ごとに3回ほど見れるということになります。
他のツアー会社の船も集まってきます。
5艘で連絡しあって探すそうです。
旅行から帰ってきてから偶然にも中井貴一さんのサラメシという番組で沖縄のくじらツアーの船長さんが出ていてくじらを探す意気込みや仲間の船と協力しあって探す姿が出て思い出深かったです。
帰りは途中から大雨になり、高波で大荒れだったので早く帰るということでさらに飛ばして船は大揺れでした。
途中で雨と波が船内に入ってくるし気分の悪い人が多くて床に座り込んでちょっとした野戦病院。。。
でも「前日はもっとひどかったですよ」とツアーガイドさんがおっしゃってました。
一体どんな状態だったんでしょうね。
帰りの風景を撮影し忘れたのが残念ですが、くじらの親子を撮影できた喜びの方が大きくて内心「やったー」と思いながら帰ってきました。
カメラ:SONYa6000
レンズ:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS
コメント