島根県第二弾は八重垣神社、そして松江城、宍道湖です
八重垣神社は夫婦神を祀り、良縁を願いにたくさんの女性が訪れます。
八岐大蛇退治で名高いスサノヲノミコトと国の乙女の花と歌われた稲田姫命のご夫婦が主祭神です。
出雲には縁結びの神社がたくさんあるんですね。
神秘的な鏡の池
奥の院佐久佐女の森は稲田姫命が八岐大蛇の難を避けた時の中心地で、日々水を飲み、姿を写した鏡の池があります。
縁結び、心願成就占いの池として、占い用紙に硬貨を乗せて浮かべて占います。
早く沈めば願いが早く叶うそうです。
湖面が緑色で神秘的です。
占いの結果は・・・
池には占い用紙がたくさん沈んでいるのがわかります。
浮かべた場所の近くで沈むと身近な人と、離れたところで沈むと遠くの人とのご縁があるそうです。
浮かべてから15分以内に沈むとご縁が早く訪れるそうです。
この時はお天気雨で湿気ていたのか占い用紙を浮かべ硬貨を置いた瞬間に硬貨の部分が裂けて硬貨だけ先に沈んでしまいました。。。
国宝松江城
松江市には国宝の松江城があります。
国内に現存する12天守のうちの一つで1611年、関ヶ原の功績により出雲・隠岐の太守となった堀尾吉晴が築城しました。
400年にわたり雄々とした姿で松江城下の中心にそびえ続けています。
天守に千鳥が中心に羽を広げたような形の破風が持ちいられており、別名「千鳥城」と呼ばれています。
松江城をめぐる堀川めぐり
国宝松江城を囲む堀は築城時の姿を今も残しています。
堀を小舟でめぐる「堀川めぐり」は松江城下の懐かしい日本の風景や小泉八雲ゆかりの池、築城400年の時を超えてその姿を未だに残す森の自然、四季、堀の美しさを感じることができます。
松江城の城壁はこの部分までしか残っていないそうです。
低い橋を通る時は屋根が下がりまります。
下がるとこんな感じです。
頭を下げて這いつくばって通り過ぎるのを待ちます。
狭い橋の下を通ることもあります
船の幅ギリギリに壁が迫ります。
風が強い日などは揺れて壁にあたることもあるそうですよ。
自然が多く残るエリアです。
途中で乗り降りができます。
一日何度でも乗船できます。
松江城
松江城天守閣に登ります。
天守閣から望む宍道湖
天守閣から宍道湖が見えます。
この日は残念ながら大山が見えませんでした。
城下町の風景が江戸時代みたいです。
江戸時代の風景が残る塩見縄手
堀のそばに小泉八雲記念館と旧邸があります。
怪談「雪女」「耳なし芳一」で馴染みの深い、明治の文豪小泉八雲。
英語教師として松江に赴任した八雲はセツ夫人と結婚した後、兼ねてからの念願であった「武家屋敷」を求めてこの家を借りて暮らしました。
この辺りは塩見縄手と呼ばれ武家屋敷や小泉八雲記念館、旧邸が残っています。
塩の香りに包まれる宍道湖
すぐそばに宍道湖があります。
とても大きくて一周47kmあります。
面積は日本で7番目で、島根県にはさらに大きな中海があります。
淡水湖ではなく汽水湖で淡水と海水が混じっていますので潮の香りがします。
しじみ漁で有名で、漁獲量の9割を占めています。
帰りの米子自動車道から大山が見えました。
島根を訪れて
島根県は出雲大社で有名ですが、他にも縁結びの神社がたくさんあり、それぞれに歴史を感じてとても良かったです。
宍道湖は広々して毎日眺めたら素敵だろうなぁと思いました。
松江城と城下町も昔の趣を残しつつ県庁など現代の機能も備わっていて、それでいてなんとなくのんびりしていい雰囲気でした。
いつかまた行きたいと思いました。
八重垣神社
松江城
宍道湖
カメラ:SONYa6000
レンズ:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS
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