大迫力の南禅寺と疎水
南禅寺の三門周辺の紅葉は本当に素晴らしく、大きく迫力のある建物に紅葉が映えて素晴らしい景色でした。
中でも赤煉瓦の水路閣はとても雰囲気があって好きです。
疎水
疎水は琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路です。
滋賀県大津市で取水され南禅寺横を通り京都市東山蹴上までの区間です。
疎水の工事は1885年に始まり、1890年に竣工しました。
疎水の目的は大阪湾と琵琶湖間の通船や水車動力による紡績、灌漑用水、防火用水でした。
ところが水力発電の有利性が注目されるようになり、1889年に蹴上に発電所が建設され、91年には送電が開始されました。
その後も浄水場なども建設され、現在では上水道の水源として利用されています。
赤煉瓦のアーチを思わせる水道橋は美しく、南禅寺の風景に溶け込みなくてはならない一部となっています。
ドラマやCMにも使用されることが多くとても雰囲気があります。
古代ローマの水道橋をもとにデザインされたと言われており、美しくどっしりとした風格ある建物です。
後嵯峨天皇が1264年に造営した離宮の禅林寺殿。この禅林寺殿は南禅寺の北にある禅林寺永観堂に由来しています。
この離宮は「上の御所」と「下の御所」に分かれ、そのうち「上の御所」に建設された持仏堂を「南禅院」と称し、現在も南禅寺別院南禅院として残っています。
南禅寺は1299年に伽藍が整い南禅寺と名乗ることになりました。
永観堂ととても近く同じく紅葉が美しいなと思っていましたが、関わりがあるんですね。
三門
三門に登ることができます。
たくさんの人で身動きが取れないほどでした。
三門とは仏道修行で悟りに至るために透過しなければならない三つの関門を表す空、無相、無作の三解脱門を略した呼称です。
山門とも書くことがあり寺院を代表する正門です。
日本三大門の一つにも数えられ、「天下竜門」とも呼ばれます。
1295年に創建されましたが火災で消失し、現在の三門は1628年に藤堂高虎が大坂夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したものです。
禅僧様式独特の圧倒的な量感と列柱軍が力強さを示し、また歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名です。
高さ22mの迫力ある山門です。
動画もご覧下さい。
臨済宗大本山 南禅寺
【住所】〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
【TEl】075-771-0365
【拝観時間】12/1-2/28 8:40-16:30
3/1-11/30 8:40-17:00
【拝観料】
方丈庭園500円
三門500円
南禅院300円
【アクセス】
市バス 東天王町または南禅寺・永観堂下車徒歩10分
地下鉄東西線 蹴上駅下車 徒歩10分
【駐車場】1000円
カメラ:SONYa6000
レンズ:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS
DJI OSMO ACTION
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