今回はPolarPro Quartzline CPフィルターとManfrotto プロフェッショナル PLフィルター比較レビューです。
同じCPフィルターですが、メーカーごとの発色の違いがあり面白いです。
まず最初にPolarPro Quartzlineフィルターです。
99.9%純度の溶融石英ガラスでできており比類のない耐久性と光学的透明度を実現しています。
溶融石英ガラスは純度が高く耐熱性に優れ光透過性に優れているとされています。
また精密に設計された真鍮製フレームによってスムーズで過酷な撮影環境にも耐えることができるよううに設計されています。
商品情報
名称:PolarPro-QuartzLine フィルター
レンズ口径:67mm、77mm、82mm
フィルタータイプ:UV・CP・ND8・ND8/PL・ND64・ND64/PL・ND1000・ND1000/PL・ND100k
価格:15,840円〜19,800円(税込)
対するManfrotto プロフェッショナル PLフィルターは表記がないのですが多分樹脂製だと思います。
水面や雨でも安心の撥水コートがされており、指紋が付きにくく汚れが拭き取りやすい防汚コート仕様です。また埃がつきにくい停電防止コートで高い平面性と低反射率のプロ使用フィルターです。
イタリアの会社ですがフィルターは日本製なんですね。
Manfrottoフィルターにはエッセンシャル、アドバンス、プロフェッショナルの3種類があります。
今回使用しているのはプロフェッショナルです。
商品情報
名称:Manfrotto プロフェッショナル PLフィルター
レンズ口径:37mm、40.5mm、46mm、49mm、52mm、55mm、58mm、62mm、67mm、72mm、82mm
フィルタータイプ:保護フィルター・CPフィルター・NDフィルター
価格:9,768円〜21,454円(税込)
PolarPro Quartzline CPフィルター
ケースが付属しています。
PolarPro Quartzline CPフィルターについて詳しくはこちらをご覧ください。
Manfrotto プロフェッショナル PLフィルター
卵のようなケースに入ってます。
フィルター径が67mmのレンズにはステップアップリングを使用して装着しています。
変換用アダプターはこちらを使用しています。
Kenkonoの変換アダプターは600円程度でした。
1つのケースで全てのサイズに対応できるようになってます。
フィルター径のサイズのところを織り込みフィルターを支えるようになってます。
便利ですね。
フィルター径67mmのレンズに72mmのフィルターを装着したらこんな感じです。
ステップアップリング(変換アダプター)のKenkoの文字やサイズ表記はレンズの裏側(下側)に来るように設計されていて日本人らしい心遣いですね。
ちなみにPolarProのステップアップリング(変換アダプター)はレンズの上部中央よりすこーしだけ右側にロゴが来てます。中央にしたら良いと思うんですが微妙な位置ですね。それともわざとこの位置なのでしょうか。
180度裏側にサイズ表記がありますがこちらも同じくズレてます。。。
Kenkoのステップアップリングのようにちゃんと裏側に来るように設計するところに日本人の真面目さというか美意識が感じられますよね。
ちなみにPolarProのステップアップリングのケースはこちらです。
しっかりしたケースに入ってます。
ステップアップリングの比較です。
左がKenko、右がPolarProです。
Kenkoは軽量で薄めの作りです。レンズからあまりはみ出ないですね。
PolarProは回しやすい刻みが入っていてKenkoより大きなサイズ感です。
値段は5000円程度しますのでしっかりした作りです。
では実際にSONY FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)で撮影した写真を比較していきたいと思います。
左がPolarPro、右がManfrottoです。
あまり変わらないように見えますがPolarProの方が緑が濃くなりますね。
PolarProのフィルターは緑っぽい色味が特徴ですので色被りしてしまうこともあります。
対してManfrottoは自然な発色です。
左がPolarPro、右がManfrottoです。
ほとんど変わらないように見えますがPolarProの方が赤みが強く、Manfrottoは褪せた色合いでこちらも素敵です。
左がPolarPro、右がManfrottoです。
PolarProの方が緑が鮮やかでManfrottoは落ち着いた発色です。
左がPolarPro、右がManfrottoです。
こちらもPolarProの方が緑が鮮やかになりました。
PolarProの方が暗くなるのでしっかり反射を抑えられるのかもしれません。
今回は比較のため同じシャッタースピードで撮影してるのでManfrotto方が白飛びしているように見えますが、実際はそれぞれに合うシャッタースピードで撮影すると良い感じになります。
左がPolarPro、右がManfrottoです。
PolarProの方がコントラストがはっきりとして色が濃いですね。
Manfrottoは自然な感じです。
こちらは生駒山上遊園地のメリーゴーランドです。
左がPolarPro、右がManfrottoです。
メリーゴーランドの上のテント部分を見ると色が全然違いますね。
たまたま反射しただけかもしれないですが。。。
PolarPro Quartzline CPフィルターとManfrotto プロフェッショナル PLフィルター比較レビューいかがでしたでしょうか。
違いがあまりわからない作例でしたが笑。。。
そもそも同じCPフィルターなので同じようなものであることには変わりないのですが、それでも同じように使用しているとやはり色味など違いはあります。
1番わかりやすいのが紅葉です。
紅葉はそもそも色が濃くで鮮やかなのでPolarProだと濃すぎるので撮影の設定を薄めにしてます。
Manfrottoの方がちょうどいい落ち着いた発色です。
また紅葉の写真をUPしたいと思います。
今年の紅葉が楽しみです。
両方とも高価なフィルターなのでそれぞれ魅力的ですが、
個性的な写真を撮れるのがPolarPro、上品で安定した色味で万能に使えるのManfrottoと個性を使い分けると面白いです。
商品情報
名称:PolarPro-QuartzLine フィルター
レンズ口径:67mm、77mm、82mm
フィルタータイプ:UV・CP・ND8・ND8/PL・ND64・ND64/PL・ND1000・ND1000/PL・ND100k
価格:15,840円〜19,800円(税込)
商品情報
名称:Manfrotto プロフェッショナル PLフィルター
レンズ口径:37mm、40.5mm、46mm、49mm、52mm、55mm、58mm、62mm、67mm、72mm、82mm
フィルタータイプ:保護フィルター・CPフィルター・NDフィルター
価格:9,768円〜21,454円(税込)
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