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塔の尾根浄瑠璃寺

奈良県外

石仏の道

当尾地区は古来奈良の興福寺の別所として平安時代後期から鎌倉時代にかけて多数の石仏や寺院が造られるなど仏教文化の花開いた地域です。

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ここ浄瑠璃寺もそうした別所のひとつとして平安時代後期に建立されました。
池を挟んで東西に国宝の三重塔と9体の阿弥陀堂(本堂)が建ち、比岸と彼岸、浄土の世界を表しています。
中央の苑池には州浜敷きが復元された中島などがあり、平安時代後期に建立された本堂は9体阿弥陀堂建築の現存する唯一のものです。

こうした庭園は浄土式庭園と呼ばれ、平安時代には京都を中心に30以上あったと言われていますが全て失われ、当時のまま現存するのはここ浄瑠璃寺だけです。
庭園は特別名勝及び史跡に指定され、周辺山々には優れた植生の自然環境がよく保存されています。

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本堂

本堂の前も紅葉が綺麗でした。
本堂は西にあり9体の阿弥陀如来を安置しています。
阿弥陀如来は西方極楽浄土の教主です。

池の反対側から見た本堂

池に映して見ることで極楽浄土の世界を見るように設計されています。

三重塔

三重塔は東にあり、薬師如来を安置しています。
薬師如来は東方浄瑠璃世界に住み、現世の苦しみを除く仏です。
薬師如来を東に、阿弥陀如来(本堂)を西に安置することによって三重塔のある東側は「此岸」(現世)、池を挟んだ西側は阿弥陀如来のいる「彼岸」ということを表しています。
境内に入るとまず三重塔から進み、池の反対側の本堂をお参りするように書かれています。

境内の紅葉は素晴らしいです。
ただ南側に高く茂った木々があるため早朝からお昼過ぎまで日陰になっていました。
三重塔と南側の紅葉に日が差すのは午後から夕日の頃がおすすめです。

塔の尾根

木津川市内東南部の加茂町当尾(とうの)地区は奈良と近く、南都仏教の影響を受けましたが、世俗化した奈良仏教を厭らう僧侶が隠遁の地として草庵を結び、念仏に専心したとも伝えられています。
やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」ができいつしか「当尾」と呼ばれるようになったそうです。
今では浄瑠璃寺、岩船寺、そして石仏だけが残りました。
石仏は当尾の里の広範囲に広がり、散歩コースの道中には野菜売りも多く、四季折々の美しい山村風景が楽しめます。

浄瑠璃寺

京都府木津川市加茂町西小札場40
TEL:0774-76-2390

拝観時間:9:00-17:00
(12月から2月は10:00-16:00)

本堂拝観料400円
境内は見学自由

有料駐車場あり(300円)

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カメラ:SONYa6000
レンズ:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS

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Published in奈良県外

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