おふさ観音のバラ

奈良
奈良

3800種類4000株のバラが咲き誇る境内

バラまつりはおふさ観音が1995年から開催している恒例行事です。

美しいバラの姿、香りを満喫して心身共に元気になってほしい、との願いが込められています。

色とりどりのバラが咲き誇る姿と、素晴らしい芳香に包まれながらゆっくり境内を散歩するのはとても素晴らしいです。

おふさ観音のバラは品種の多さが特色です。

1種類のバラを1株ずつ育てているのでより多くの種類のバラを見ることができます。

そして四季を通じて鑑賞することができるイングリッシュローズを中心に住職やみなさんで丹精込めて栽培されているのでバラまつりの期間以外でも花を見ることができます。

花まんだらのお寺

お花いっぱいの境内は「美しいお花たちによって訪れる方たちの心を少しでも安らげたい」という思いで育てられ、調和の取れた仏様の世界のようであることから「花まんだらのお寺」と呼ばれています。

おふさ観音では庶民のお寺として身近な存在であること、そして何よりも「元気の出るお寺」であることを大切にされています。

夏には風鈴まつりも行われ、風鈴の音が涼しく響き渡ります。

おふさ観音の由来

この辺りには「鯉ヶ淵」と呼ばれる大きな池がありました。

1650年4月、この地で暮らす「おふさ」という娘が鯉ヶ淵のそばを歩いていると白い亀の背中に乗った観音様が目の前に現れました。
おふささんは池のそばに小さなお堂を建ててそこに観音様をおまつりすることにしました。
その観音様は色々な願いを叶えてくださるとして近くの村人たちに厚く信仰され大切に祀られました。
そして「おふさ観音」と呼ばれるようになりました。

明治になり「観音様のために大きな本堂を建てたい」という計画が持ち上がり、様々な人が協力して寄付を集め建てられたのが現在の本堂です。

その後もおふさ観音は多くに人に愛され現在の高野山真言宗・別格本山に発展しました。
時の権力者によって建てられたのではなく、市井の人々によって建てられ守られてきたお寺です。
庶民の日々の悩みや苦しみに寄り添ってきた庶民信仰のお寺として今も愛されています。

高野山真言宗 別格本山おふさ観音

【アクセス】〒630-0075
奈良県橿原市小房町6-22
【TEL】0744-25-3288
【タクシー】
大和八木から約10分
橿原神宮前から焼き10分
【徒歩】近鉄八木駅から25分
【駐車場】近隣に約25台 無料

バラ祭り

【開催期間】
・春のバラ祭り 5/15-6/30
・秋のバラ祭り 10/19-11/30

雨天、荒天時も開催。
バラ祭り以外の期間にも見ることができます。

【入場時間】
7:00-16:30(開門は17時まで)

【入場料】無料
本堂拝観料:300円

バラの即売会も行われています。

Camera:SONYa6000
Lenz:Sonnar T*E 24mm F1.8 ZA
Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS

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