白毫寺の萩

奈良
奈良

志貴皇子も愛した白毫寺の萩

白毫寺は715年(奈良時代)天智天皇の第七皇子である志貴皇子の没後、王子の山荘跡を寺としたことに始まると言われています。
白毫寺は萩の花が美しいことで有名です。
志貴皇子はこの萩を大変愛でたそうです。

早朝に行ったので打ち水がされていて木漏れ日にキラキラ輝いてとても綺麗でした。

白毫寺の古い石段はとても美しく雰囲気があります。
打ち水に濡れて輝く姿は清められて神々しく美しいです。

本堂

関西花の寺 第18番

白毫寺は関西花の寺第18番のお寺です。
若草山、春日山に続いて南に連なる高円山の麓にあります。
100段あまりの古びた石段を登り詰めると、眼下には奈良の町を見渡すことができます。
正面には生駒山、南に二上山、信貴山などの山並みが広がります。
万葉の時代から高円山一帯は萩の花で知られ、万葉集に数多く収められています。

9月の彼岸ごろ土塀と石段に沿って萩の花枝が延々としだれ咲く様子は、万葉人ならずとも心動かされる美しさです。
また秋の長雨に打たれほろほろと小花が散る風情も素敵です。
白毫寺では冬になると萩の茎を刈り、それを軸にした毛筆を作ります。
その名は「萩のしずく」と言いなんとも風雅です。

自然豊かな白毫寺は新緑に萌える季節も、燃えた立つ錦秋も素晴らしいです。
春には五色椿が有名です。
3月下旬から赤や白、ピンク、紅白の絞りなど大輪の花を一本の木に咲かせます。
樹齢400年を超え、東大寺の「糊こぼし」伝香寺の「散り椿」と並んで大和三名椿と呼ばれています。
色とりどりの椿の花が苔の上に散る姿は緑に映え一層美しく冴えます。

白毫寺

【住所】〒630-8302奈良市白毫寺392
【TEL】0742-26-3392
【拝観】500円
【拝観時間】9:00-17:00

【アクセス】
バス
JR奈良駅・近鉄奈良駅より
市内循環バス12分「高畑町」下車徒歩約20分
山村町・藤原台行きバス13分「高畑住宅」下車徒歩約15分
北野・下水間行きバス14分「白毫寺」下車徒歩約10分(本数少ない)

白毫寺

カメラ:SONYa6000
レンズ:Vrio-TessarT*E 16-70m F4 ZA OSS

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